AWS Media Services のAWS CLIコマンドに触れてみた #reinvent
はじめに
中山(順)です
re:Invent2017、始まりました。
で、初日からいきなり新サービスがリリースされたりプレビューが開始されたりしています。(さすが、弊社の誇るブログネ申・・・投稿が早い・・・)
動画メディアの処理・保存・収益化のためのサービス群「AWS Media Services」がリリースされました! #reinvent
VR&ARコンテンツ作成サービス「Amazon Sumerian」が発表されました! #reinvent
で、CLI厨の私としては、新サービスが出るたびに「CLIのコマンドあるかな?」というのがいつも気になります。
そしたらありました!
というわけで、早速さわってみます。
が、この記事を書いている段階(現地時間の午前7時30分ごろ)で公式ドキュメントがないので、各コマンドのhelpを見ていきたいと思います。
さわってみた
結論から先に言うと、コマンドは多いですが、作成するリソースの種類はそんなに多くないので、全体像を理解するのはそんなに難しくないように感じました。
サポートするバージョン
まずは最新バージョンにアップデートです! バージョンはCHANGELOGのとおり、1.12.2からサポートされています。
pipの場合は、以下のコマンドでアップデートしましょう。
sudo pip install awscli -U
サービスが提供されているリージョン
東京では、AWS Elemental MediaConvertが提供されているようです。
(マネージメントコンソールを見ると、AWS Elemental MediaPackageも使えるようです。)
また、すべてのサービスが利用できるのは、現時点ではバージニアとアイルランドの2リージョンのようです。
追加されたコマンド
まず、追加されたコマンドは以下の5つです
- mediastore
- mediastore-data
- medialive
- mediaconvert
- mediapackage
AWS Elemental MediaTailorは含まれていないようです。
以下、各コマンドを見ていきます。
mediastore
データを保存するcontainerおよびpolicyを設定するコマンドのようです。
aws mediastore help
MEDIASTORE() MEDIASTORE() NAME mediastore - DESCRIPTION An AWS Elemental MediaStore container is a namespace that holds folders and objects. You use a container endpoint to create, read, and delete objects. AVAILABLE COMMANDS o create-container o delete-container o delete-container-policy o describe-container o get-container-policy o help o list-containers o put-container-policy MEDIASTORE()
mediastore-data
mediastore上のオブジェクトを操作するコマンドのようです。
aws mediastore-data help
MEDIASTORE-DATA() MEDIASTORE-DATA() NAME mediastore-data - DESCRIPTION An AWS Elemental MediaStore asset is an object, similar to an object in the Amazon S3 service. Objects are the fundamental entities that are stored in AWS Elemental MediaStore. AVAILABLE COMMANDS o delete-object o describe-object o get-object o help o list-items o put-object MEDIASTORE-DATA()
medialive
以下のリソースを作成、管理できるようです。(詳細は後日追記します。)
- channel
- input
- input-security-group
aws medialive help
MEDIALIVE() MEDIALIVE() NAME medialive - DESCRIPTION API for AWS Elemental MediaLive AVAILABLE COMMANDS o create-channel o create-input o create-input-security-group o delete-channel o delete-input o delete-input-security-group o describe-channel o describe-input o describe-input-security-group o help o list-channels o list-input-security-groups o list-inputs o start-channel o stop-channel MEDIALIVE()
mediaconvert
以下のリソースを作成、管理できるようです。(詳細は後日追記します。)
- job
- job-template
- preset
- queue
aws mediaconvert help
MEDIACONVERT() MEDIACONVERT() NAME mediaconvert - DESCRIPTION AWS Elemental MediaConvert AVAILABLE COMMANDS o cancel-job o create-job o create-job-template o create-preset o create-queue o delete-job-template o delete-preset o delete-queue o describe-endpoints o get-job o get-job-template o get-preset o get-queue o help o list-job-templates o list-jobs o list-presets o list-queues o update-job-template o list-jobs o list-presets o list-queues o update-job-template o update-preset o update-queue MEDIACONVERT()
mediapackage
以下のリソースを作成、管理できるようです。(詳細は後日追記します。)
- channel
- origin-endpoint
aws mediapackage help
MEDIAPACKAGE() MEDIAPACKAGE() NAME mediapackage - DESCRIPTION AWS Elemental MediaPackage AVAILABLE COMMANDS o create-channel o create-origin-endpoint o delete-channel o delete-origin-endpoint o describe-channel o describe-origin-endpoint o help o list-channels o list-origin-endpoints o rotate-channel-credentials o update-channel o update-origin-endpoint MEDIAPACKAGE()
まとめ
コマンド自体は多いですがリソースの種類自体は比較的少なく、思っていたよりもシンプルだなーという印象を受けました。 ただし、いくつかのコマンドを見てみましたが、指定するパラメーターは多そうでした。 (mediaconvertコマンドにはpresetやjob-temlateなどのリソースが定義されているので、比較的簡単に扱えるような工夫はされているのだと推察します。) 現地でセミナーを聴講される方は、「そもそもどんなリソースが定義されているのか」を把握しておくだけでも、吸収力が変わってくるのではないかと思います。 参考にしていただけると幸いです。 詳細についてはこの分野に詳しい弊社メンバーから情報が提供されてくると思うので、ぜひご期待ください!!!
というわけで、皆さんもガンガン触っていきましょう!
それでは、1日目頑張ります!